毎日愛が好きな一曲を皆様にご紹介したいと思って、今日はJAZZの名曲で、名は「Thd Lady is a Tramp」
なんと、85歳にして初めての全米ナンバーワン・アルバムを獲得したトニー・ベネットが歌ったとても愉快な歌です!
「レディーはトランプ」というこの「トランプ」の訳し方が実に難しい!!
直訳的にすると、「売春婦」「放浪者」「さすらいもの」などになるが、ここでは型にはまった鼻の高い「社交界」の雰囲気を揶揄する感じの「型にはまらない」「自由気ままな女」というニュアンスが近いと思うの
1937年頃というと大恐慌から復活し、第二次世界大戦の前で、リッチな階層は人生の楽しみを謳歌していた。そのハイソには細かな決まりごとやルールがあってめんどくさかった。
この曲はそうした1930年代の金持ちハイ・ソサエティーにまぎれこんだ、ちょっと変わり者の個性的な女性を描いている
以下は歌詞に対する感想ですっ
「She gets too hungry for dinner at eight (I'm starving)」
「夜8時のディナーなんて、(遅すぎて)おなかがすきすぎる」(おなかペコペコ)
というのは、金持ちハイソでは遅く食事を始め、ゆっくり食べるのがよいとされていたから。それまでに、ちょっと飲んだり、何かしていたりして、8時からゆっくりディナーを始めるといったことになったらしい。元気いっぱいのトランプ(自由気ままな女)にとっては、夕食を8時まで待つなんてできない、というわけだ。
8時までご飯を食べたいのは愛には変わりはないが、その後は少し寄り道して、バーに行っても楽しいものねー!
「She loves the theater but she never comes late」
「彼女はシアターが大好き。だけど、絶対に(ショー開演時刻には)遅れていかない」
これも、当時のハイソの連中は、ショーには行くが、遅れていくのがおしゃれだとされた。彼女はショーが好きなので、決して遅れて行かない。
何年前に、愛はサラ ブライトマンのコンサートに行って、一番いい席を買ったつもりで一番後ろに座った記憶があるの!目の前にあの世界のサラ ブライトマンが歌ってると思うと、かなり衝撃的なものでした!遅れるなんて、あり得ないわ!!
「I never bother with people that I hate」
「嫌いな連中といても、イライラなんかしない、そういうハイソな鼻持ちならない連中と一緒にいても、別にアタシは関係ないわ、気にしないわよ」
「That's why this chick is a tramp (hahaha) 」
「だから、この女は自由気ままな放蕩娘」
「I love the free, fresh wind in my hair」
「自由が好き、ゆったり髪の毛がそよぐ風が好き」
「Life without care
Oh, I'm so broke」
「(社交界のエチケットやマナー、ルールなど)細かいことを気にしないで生きていく人生、でも、それで私は一文無し」
「It's ok!」
「おおっ、そうなのか、いいじゃないか」
「I hate California, it's crowded and damp」
「カリフォルニアなんか大嫌い。人も多いし、やる気もなくなる」
「That's why the lady is a tramp (I'm a tramp!)」
「だから、このレディーは自由奔放なじゃじゃ馬なんだ」
こんな感じの可愛らしい歌詞でしたが、
とても好きな一曲です!
ルールを守ることはとても大事な時もありますが、時には羽目を外して、微風に心を乗せて楽しむのも気持ちいいものです
この歌が描いたのはただあま〜いだけのハニートラップではなく、ピリ辛の味もするちょっと頭を使わせる女性ですね!!
愛にも
心の中にじゃじゃ馬を
閉じ込めてるかもしれません!?!!
皆様、
愛にも気をつけてね
ふふふ
愛