いつも行く、ゴルフの練習場。
そこには3人の男性のレッスンプロと1人の女性のレッスンプロがいます。(私はこの中の男性プロの個人レッスンを受けています)
私は相手がプロでもフロントでも清掃係でも駐車場係でも、会えば必ず笑顔で私から挨拶をする事を心掛けています。
当然のように皆さん笑顔で挨拶を返してくれますが、何故か女子プロだけは適当な挨拶しかしてくれない。というか、私と目を合わせてくれた事もほとんど無い。
それでも私は女子プロに対して、毎回毎回変わらず笑顔で大きな声で挨拶するのですが(←基本体育会系なので)、毎回毎回そっぽ向かれたまま適当に会釈だけされる… みたいな。
何処の世界にもいるのよね。同性にはろくに挨拶もしないくせに、異性の前になると人が変わったように物凄くニコニコ愛想良くする人。
そんな時、『あぁ、だから女子って嫌なのよね』と思う。私にはそういう女子独特のものはないからかな。
この女子プロは時に、私の隣の打席のお客さんがその女子プロにレッスンを受ける時には、レッスン内容が私に聞こえないように小さめの声で教えていたり。なんて事もありました。
『随分小さい人間だな』と思いながらも “ 笑顔で挨拶し続ける私の勝ち ”、“ 私から挨拶し続けて、いつか向こうからも挨拶させてやるぞー” なんて前向きに思っていた。そんな関係が約4年続いていた先日のこと。
私の隣のお客さんが女子プロにレッスンを受けていたので、私はなるべくそちらを見ないで聞かないようにして、自分の練習に集中していた。
そして少し休憩しようと私が椅子に腰を掛けた時、女子プロが少し近寄ってきて私に小声で私に向かって「お疲れ様です」と言った。
えっ?! なになになにっ?!どうしたのっ?! と思い動揺しながら「お疲れ様です」と返した私。初めて女子プロから声を掛けられ、暫くはキツネに摘まれたような気分だった。
その数日後… 私は朝から練習をしていて、昼に女子プロと廊下ですれ違ったので挨拶をしたら、「朝来てまだ練習していたんですか?!」と。
「はい」と私が答えると、「トーナメントとか出るんですか?」と女子プロ。「いえいえ、下手くそなのでただ練習しているだけです」と私が言うと、「最近ショットが良くなりましたよね!先日見ていて凄く思いました!」と。
私はまさか自分が褒められるとは思っていなかったのですが、「本当ですか?ありがとうございます!嬉しいです!」と言うと、「特にアイアンね。以前と比べても格段に良くなってますよ!もぅ全然違うっ!」と。
褒められて嬉しいというより、まさか私を認めるなんて、と、驚きの方が大きかった。
少し話をして最後に笑顔で「練習頑張ってくださいね」と言われ、「ありがとうございます!」と言うと、ようやく嬉しさが込み上げてきた。
あぁ、約4年間、相手にされなかろうが笑顔で挨拶し続けてきてよかった。私の勝ち♡←そこか 笑
心の中で拳を握り、ガッツポーズをした百合子さんでした ٩(๑>∀<๑)۶
百合子
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