百合子の部屋

駅の近くを歩いていたら
後ろから「すみません…」
と声をかけられた。



振り向くと、60歳前後の男性。



私に向かって開口一番、
「あの…  この国の人ですか？」



ぷっ！なんじゃそりゃ！
思わず笑ってしまった。



「あ、はい、そうですけど 笑」と言うと



「えぇぇぇっ!! ほっ、本当ですかーっ?!」
と、物凄い驚きよう (;^_^A



笑いながら「本当ですよ」と私が言うと



「是非お友達になって欲しいのですが！」と。



「友達になっても、私は時間がないので…」
と笑顔でお断りすると
「では、LINEだけでもお願いします!!」と。



「ごめんなさい、今待ち合わせ中で
もう友達がきちゃうので」と断ると
（本当は私が待っていたのは
友達ではなくお店の送迎車でしたが ^^; ）
その人は何度も何度も
お願いしますお願いしますと言っていたが、
暫くすると諦めて会釈して去っていきました。



てか…………



この人に声掛けられるの3回目なんだけど 笑
（ほぼ1年に1回ペース？）



いくらコロナ禍でマスクをしていると言っても
この人は、何度も同じ人（私）に
声を掛けているとわかっていないのかな？



恐く、物凄い日焼け女子好きなんだと思う。
だって、見た目めっちゃ地味だし、
ナンパするのが当たり前の様に見えないから。



それなのに、いつも声を掛けて来る時の
第一声は必ず肌の色の事を口にするから。



日焼け女子が好きな人の中には、
日焼けした女性でないと全く興奮しない、
という話を聞きます。
私を選んで逢いに来てくれる殿方様も
そんな嗜好の方が多いです。



さて、またあの人に、次4回目に
声を掛けられるのはいつかしら？(*´艸`*)ﾌﾟﾌﾟ









百合子

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