先日、海で見かけた母子。
子供(娘)は多分二歳くらい。
母親は抱っこしていた娘を
砂浜で下ろした。
娘は暫くボーッとした後、
歩きたくないと
地団駄を踏んで泣き出した。
母親は、
何甘えてるのよ と言わんばかりに
泣く娘を無視し、差し伸べる娘の手を払い、
砂浜に放置する。
娘は尚も泣き続ける。
首を横に振りながら足をバタバタ、
「だっこー!だっこー!」と言って……
その泣き方は尋常ではなかった。
それを見ていて思い出した事があります。
──────────
あれは確か、
うちの娘が二歳だった頃…
その日は初夏らしくとてもお天気が良く…
いや、良すぎて暑すぎるくらいの日でした。
※参考画像
私は娘を連れてお散歩に行くことに。
公園につき、私は娘を抱き上げて
滑り台の上に座らせました。
シューーーってしてごらん と私が言うと、
娘は突然泣き出し首を横に振った。
私は、娘が怖がっているのだと思い、
「大丈夫よ、ママここにいるから怖くないよ」
と言って手を繋ぎ、
私にしがみつく小さな両腕を
微笑ましい気持ちで見ていました。
それでも娘は泣き続けている。
ママー!ママー!と…
私は娘を怖がらすまいと笑顔で
娘を補助して滑り台の下まで
ゆっくりと滑らせました。
滑り終わって私に抱きつく娘。
よしよし、頑張ったねー と、抱き上げ、
不意に滑り台の面に手を着くと、
想像していなかった熱さに思わず
「熱っ!!!」と言って
慌てて滑り台の面から手を離しました。
滑り台はステンレスで出来ていて
直射日光を浴び続けた滑り台は
熱の塊のようになっていて、
最早熱いと言うよりは痛かった。
そんな所に私は
ミニスカートにブルマーの
娘を滑らしたのです。
泣いて私にしがみつく娘。
少し赤くなった娘の太モモを見て、
なんて事をしてしまったのかと
ごめんねごめんねと謝ると、
涙が止めなく流れてきました。
──────────
熱い浜辺に裸足で砂の上に降ろされ
急に泣く子と……
それをする自分は
サンダルを履いている母親を見て、
そんな昔の事を思い出して
気付くと涙が流れていました。
お散歩が大好きな小さな子供や、
子供のように可愛がっている犬たちは、
熱いことを熱いと言葉で言えないんだから…
相手の気持ちになって考えてあげないとね。
夏になると思い出す、胸が痛くなる思い出。
百合子
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