百合子の部屋

先日海に行った時のこと。









いつもの様に日光浴をしていたら、
何やら完全防備な作業服の方がゾロゾロと…
暫くすると大きなビニール袋を取り出し
浜辺の清掃をはじめました。









この日の気温は34℃。
ギラギラ猛暑の陽射しの中、
それが仕事とは言え大変な作業。




こういう方が居てくれるお陰で
私たちは気持ちよく海岸を利用できるのだな、
と思うと本当に感謝しかありません。それも、
見ると、作業している方は高齢な方ばかり…




炎天下の海岸に…
長袖長ズボン、ツバの大きな帽子に
サングラスにマスクに手袋に長靴…
熱中症にならないといいのだけれど…









私も何か力になれれば と思い…
本当は清掃のお手伝いを
してあげられれば一番いいのですが、
私は清掃ができる支度を全くしていないので、
近くの自販機にて麦茶を
清掃者の人数（5人）分買い
それを差入れました。







「いつも海を綺麗にして下さって
ありがとうございます。
よかったら飲んでくださいね。」
と言って麦茶のペットボトルを差し出すと
清掃者の方々は少し驚いた顔をしながら
「ありがとう。ありがとう。」と
私に何度もお礼を言いました。
お礼を言いたいのは私の方なのに。




清掃者の方達はその場で麦茶を飲み始め、
ほとんどの方が一気飲みをしていました。
うん、そうだよね、暑いよね。




それからどのくらいの時間を
清掃してくれたのでしょうか…
大体のゴミを拾い終わると私の所に来て下さり
また麦茶のお礼を言って、
そして全員引き上げていきました。




本当にご苦労さまでした。 
誰も具合悪くならないでよかった。




そんな中、ひとつ悲しかったのが…




ゴミの清掃をしてくれている途中で
高校生くらいの男の子の5人組が来たのですが
浜辺の方を見て一言、
「あー、海、汚ねーなぁー」と。




その視界には、それを掃除して下さっている
清掃者の人達も目に入るだろうに…




彼等に悪気がないのもわかっているのですが
それでもなんだか少し悲しくなりました。




そして、心の中で
「そういう事を言うのなら
お前ら絶っ対海にゴミ捨てるなよ！！！」
と言ってやりました。ヽ(｀Д´#)ﾉ 




心の中で、ね ^^;




皆が気持ちよく楽しめる為に
海をキレイに使いたいですね ♪









百合子
 

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