2013.05.15 Wed16:02
2013.05.15 Wed16:02
私がどこにいるのか、あなたにはわからない。
目隠しをしているから・・・。
床に座るように命じたまま、私は無言であなたを見ている。
視ている。
観ている・・・。
私が見る場所を変えるたび、あなたはほんの少し身を震わせる。
気配と視線を、全身で感じているのかしら。
あなたは座れと私に言われただけで、縛られているわけではない。立って私に近づくことも、自分でその目隠しを外すこともできる。
それでも、あなたは私からの言葉と、与えられるであろうものを、じっと待っている。
股間だけが、雄々しくそそり勃ち脈打って、あなたの気持ちを伝えている。
わかる? 私はあなたの心を支配しているの。だからあなたは、自分の意思では動けない・・・。
私は前に立ち、そっと頭に触れた。
ゆっくり・・・私のほうへ引き寄せる。
「あぁ」
あなたはかすかに呻いて、大好きな香りを放つところへと鼻を寄せた。
夢中で顔をうずめて何度も鼻孔に吸い込む。
もっと欲しいのね。でもまだよ。奉仕したくてたまらなくなるまで、じっくり匂いを嗅ぎなさい。
何度も太ももで顔を挟まれ、焦らされて、あなたはとうとう口にした。
「あおい様、ご奉仕させてください」
うふふ、そうね。じゃあ、舌を伸ばして、しっかり綺麗にしなさい。
歓喜の表情であなたは私に奉仕を始めた。時折私が腰を動かすから、あなたはしたかったことを中断させられる。舌は懸命に這い回って、私を悦ばせようとしている。
私は彼の視界を覆っているものを外し、ベッドに横たわった。
・・・いらっしゃい。
犬のように四つん這いで這い上がって、あなたは私の開いた脚の間にうずくまる。
ほうら、やっと見えるようになったその目で、私をたしかめなさい。
すみからすみまで奉仕したいのでしょう?
自分のものをしごきながら、丹念に奉仕なさい。
でも勝手に逝ったら許さないわよ。
私が奉仕に満足したら、敏感になっているあなたの身体中を玩具にしてあげる。
最後に悶え震えながら放出するあなたを、じっくり見ててあげるわ・・・。
2013年05月15日 Wed16:02
2013年05月15日 Wed16:02