今日ゎ、
(西村鋭介)精神科医の先生心のコラムに、
簡潔にまとめてみました。
どうも最近世の中全体に早急に成果を求める姿勢が目立つように思えます。
待っていられないとでもいうか
すぐにわかりやすい結果がでないと満足できない。
すぐできるとか 、
誰でもわかるとか 、
即効性とか 、
効率ばかりがもてはやされています。
そして結果もシンプルなものが好まれます。
勝った負けたか
数字で表せるものかです。
1週間で自分を変えて年収を上げるそんなタイトルの本が増えたと思いますし
web媒体ではすぐに○○できる魔法の3つの方法というような記事を非常によく見かけます。
しかし、 そこには大きな落とし穴があるような気がします。
わかりやすい結果には
実は意味がないことがけっこうあります。
よい例が年収でしょう。 年収に比例して幸福度が上がるような風潮が強いですが人間の幸福はそんなもので決まりません。
年収が倍になれば幸福度も倍になるかといえば
絶対にそんなことはありません 。
なのに その数字に大きく心を動かされるように世の中があおっている
ちょっとおかしな話だと思います 。
そして 、わかりやすい指標は わかりやすいために 知らず知らず私たちの価値観をむしばみます 。
いつのまにか他人と比べてしまい
自分を追い込む窮屈な考え方が刷り込まれてしまう そこが怖いところです
日ごろ世間でよく言われているわかりやすい指標に 本当かな
と一度立ち止まって考えなおすだけの心の余裕がほしいものです。
それが 自分なりの個性を作っていくのです
人生は自分なりのペースで自分なりに楽しいことを追求し、
そのプロセスを味わうものであって 結果だけを焦って求めてもしかたがないのです
スピード全盛時代ではありますが
あえてゆっくり進んでみる
途中のプロセスを味わう
無駄を恐れない
結果にこだわらない
のん気に時間が経つのを待ってみる
ただ怠けているのともちょっと違います。
時間の軸を少し長い目で考えて
早い決着を求めない
そういう姿勢を少しでも持っておくと未来を楽観的に考える習慣がつき精神にかなりゆとりが生まれます
その余裕は人生を楽しみ 精神の健康を保つ上で
決して小さくない効果をもたらすはずです
如何でしたか
過ごす
あっと言う間の90分ですが、
には、回数にこだわらす、
ゆっくり まったりと濃厚な記憶に残る90分にしたいものです。。