先日、一人暮らしに申し分のない大きさの土鍋とおひつを購入しました。
きっかけは、祖母の家で見つけた一枚の写真です。
食事中の私を撮影した写真の片隅に、『おひつ』があり、昔の記憶が一気に蘇りました。
祖母の家では大きなお釜でご飯を炊いていて、私はそれが当たり前の環境で育ちました。
ところが当時の私は"人と違う"ということを嫌い、ボタン一つで調理できる炊飯器を望んでいたのです。
しかし月日が流れ、祖母も加齢とともに大きなお釜からおひつにご飯を移す作業が困難になり、とうとう電気釜が台所に仲間入り。
おばあちゃん、大変そうだったしこっちのほうがラクでいいね!と言ったら、
今の若い人たちは本当に美味しいご飯がわからなくて可哀想ね、と笑われました。
そして現在、一人暮らしの私は当然のように炊飯器や電子レンジなどを使ってきましたが、
大人になった今なら
『本当に美味しいご飯』が食べられるのではないかと思い立ったのです。
手元に届いた土鍋はまず目止めという作業が必要で、そのあと洗って乾かして、初めて炊飯が出来ます。
こんなブログを書いているくらいなので、感想はお察しだと思いますが…
「最高」でした。
ごはん粒一つ一つが主役のような食感、うっすらおこげも出来て、今まで自分が炊いていたご飯はなんだったんだろう、と。
当たり前のように電化製品に囲まれて生まれ育った私は"原点にかえる"とは言えませんが、
たまには
ロウソクの火に癒されたり
土鍋で炊いたごはんを食べたり
メールではなく手紙を書いたり
そんな昔ながらの生活もいいなぁと思っています。
それでは、これから夕飯の支度をするのでこの辺で失礼します。
葉月
【PR】 使いやすくてスグ見つかる!風俗情報サイトの決定版「風俗の神様」